あかりの日記

おっ あっ 生きてえなあ

タイに行ってきた話④

 

近づく景色はバイデジタル、喧騒には隠れたいにしえの、怒れるマザーの泣き声に、また眠らぬ偽装の都市バンコック

 

最終日はハイソなバンコクを回っちゃうぞ。

 

五日目

 

前日までに書き忘れたこと。

タイの交通事情。マナーは日本よりかなり悪い。あんまり信号はなく、道はガタガタ。道を渡るときは、手を上げて無理矢理車を遮って渡る。横断歩道があっても止まってはくれず、お行儀よくしていたらいつまで経っても渡れない。何よりオートバイが非常に多く、日本の自転車のようなノリで走っている。ノーヘル、3・4人乗りは当たり前(特に田舎に行くとヘルメットをつけている人はほぼいない。)で、車道の脇を逆走してくるオートバイも多い。一応タイでも免許は18歳かららしいが、どう見ても中学生くらいだろ、という子も平気で運転している*1。免許試験は一応あるが、落ちてもその後に金を払えば取れるらしい。速度違反は警察は取り締まるが、罰金よりも安い賄賂を払えば見逃してもらえるので、ほとんどの人は賄賂を払う。これがThai-style。短い旅行中だったが、バイクで事故って血を流している人も見かけた。

 

閑話休題、ホテルをチェックアウトし、BTSサイアム駅へ*2。大型デパートのサイアム・パラゴン周辺で買い物。ターミナル21と同じく、貧民立ち入り禁止の、ブルジョワと観光客だけの空間。人々が居住する地上階はGF(地下2階)であり、日本でいう3階まで上がらないと「1階」にたどり着かない。この国では、貧民は地下深くに住んでいることになっているのだ。

 

Falling in love(分かんないだろうなあ)。なおタイでは日本のバンドは大人気らしい。

 

店内には飲食店を中心に日本のテナントが非常に多い。まだ日本食や日本文化がアジアの憧れとしての地位を一応保っているんだな、と認識した。

荷物を無人コインロッカーに預けるも、非常に使い勝手が悪い。お釣りを返す機能がないから、50バーツのところを100バーツ札を入れたらそのまま食われてしまった。まだまだこういうところは甘いな。

デパートで2000バーツ以上の買い物をすると消費税(VAT)が帰ってくるようだが、同じ店で買わないとダメなのに、デパート内ならどの店でもいいと思い込んでおり、結局還付を受けられず。免税関係は行く前にちゃんと調べてかなきゃ駄目だな。今回の反省1。

昼飯は有名な「ピンクのカオマンガイ」。チェーン店で色んなとこにあるらしいから、ぽまいらもタイに行ったら食うんだぞ。

 

横についてるのは鳥の血のプリン(!)特に味はなかった

 

 

続いて道の反対側のMango Tangoへ。有名なスイーツ店だからぽまいらも(ry

 

タイ人はもち米を菓子と一緒に食べる。マンゴー非常に美味。

マンゴータンゴさん

 

その後は、小物系のお土産を探して、近くのMBKセンターに行ってみる。

 

入店するとすぐ、よく聞き慣れたあの曲が聞こえる。

合法化(厳密には違法)されたタイでは、タピオカ屋みたいなノリで至る所で売っている(僕はやってません!)




このデパートは、こいつらが入っていることからも分かるように、結構ごちゃごちゃ系。サイアムパラゴン周辺が銀座なら、MBKセンターは上野くらいの印象。怪しいお土産屋さんも発見し、適当に値切ってお土産購入。

 

タイで買った超イカすおみやげ

 

そして、付近のLek Massageにてタイマッサージを受ける。あんまり痛くなくて気持ちいい。

 

やることがなくなったので、BTSで空港まで移動し、飛行機のチェックイン。カバンに一部液体を入れていることを失念しており、出国ゲートで捨てられてしまった!反省2。

また、出国手続に想像より多くの人が並んでおり、出発時間ギリギリになってしまい、大幅に列を抜かしてようやく審査を受けることに。その後も搭乗ゲートまで猛ダッシュエアアジアのゲートは、出国審査のところから多分一番遠いので、要注意。反省3。

飛行機の機内はめちゃくちゃ寒かった!行きはそうでもなかったので油断した。長袖1枚でも持ってくるべきだったなあ。少し風邪を引いた。反省4。

 

そんなことがあったが、なんとか無事成田に到着し、帰国。

 

 

 

*1:ちなみに、あまり関係ないかもしれないが、タイ旅行中に何度か「藤原とうふ店」と書かれたハチロクを目にした。おそらく日本からはお行儀の良くない文化も輸出されているようだ。

*2:スペルはSiam。旧国号のシャムの意だろう。日本語ではサイアムと記載することが多いようだが、現地の読みはサヤームの方が近いと思う。