
おれは大学ラグビーのにわかファンである。
一応、明治推しということになっているが、まあ赤勝て白勝てでやっている。
ここのところ毎年早明戦に行っているが、今季の大学ラグビーは、面白かったねー!対抗戦が混戦だったからな。
今季は秩父宮に1回、国立に2回行った。こんだけ金を落としてればファンと言ってよかろう。対抗戦の帝京戦、早稲田戦と、こないだの選手権の決勝。全部勝ったので気持ちがいい。(今期の明治は対抗戦の初戦の筑波以外全部勝ったわけだが。)
矢崎や服部ももちろん素晴らしいスター選手だが、決勝についていえば、おそらく矢崎は悔いが残っただろうし、SO対決も伊藤龍之介に軍配が上がっていたよなあ。プロップの田代くんのトライも実にカロヤカだった。来年も楽しみである。
しかしなあ。横に座ってた明治贔屓のおじいさんが、シンビンになった矢崎にしきりにヤジを飛ばしていて非常に不快であった。ノーサイドの精神ってなんなんですかね。
そもそもさあ、大学ラグビーに行くと毎回思うんだが、観客がご年配の方ばっかりなんだよなあ。学生や若者は、いないとは言わないが、明らかに多数派ではない。それで、これはステレオタイプだが、人間歳をとると感情の抑えが効かなくなってくる傾向があるよなあ。(まあそのことはけして他人事ではない。おれもどんどんそうなっていくだろう。やんぬるかな。)
今年の選手権の決勝の観客は大体4万人くらいだったが、スクールウォーズの世代の人々からするとこれは少なく思われるようだ。ラグビー人気は低迷と高齢化に見舞われている。我が国の現状をよく反映している。
人口動態などの大きな要因を除いても、ラグビーにいまいち人気がない具体的な理由もいくつか考えられる。
まず、チケットが高すぎる。対抗戦の早明戦の普通の席は6000円である。いうても学生の試合なのにこの値段だ。ライト層の学生がふらっと来れる値段じゃないよね。
リーグワンにいまいち人気がないのも、ラグビー全体の低迷の原因だろう。4年に一度のワールドカップと学生の試合だけがメインってのは、どうしても野球やサッカーと比べると見劣りしちゃうよね。
ジャパンの弱体化という問題もあるようだが、そっちはあまり追ってないからよう知らん。(矢崎や竹之下は今年も代表に選ばれるのかな。おれはそれは別にいいんじゃないかと思うんだが。)
それから、ゲーム自体の難解さもある。おれがニワカなのもあるが、スクラムのペナルティとかよくわかんないんだよね。おれはいつもラグビー経験者と一緒に観に行っているのだが、その彼をしても、スクラムで笛が鳴っても、審判の手が上がるまでどちらの反則か分かっていないことが多い。つーか会場のアナウンスやNHKの解説ですらもたびたび間違えるよね。要は、審判次第なんじゃないかと思ってしまうのだ。それから、ラインアウトのノットストレートとかも、審判によって厳しさがかなりまちまちに見えなくもない(選手権の筑波帝京戦とか、途中から、もうそのくらいよくね、と思ってしまった(笑))。ラグビーは反則からのセットプレーで展開するスポーツであるところ、このように審判の裁量が広く見えることが、ときにややグレーな印象を与えてしまうような気もしないでもない。(にしても2ちゃんとか酷いもんだけどな、なんたら笛だのなんか貰ってるだの。ノーサイド精神ってなんなんすかね(2回目))
という具合に、思うところはないではないが、おれはほそぼそとにわかファンを続けていくであろう。現地観戦はすごい一体感を感じられるぞ(カバオくんのAA略)。毎年早明戦に行っていたら、 自分の出身大学の校歌も知らんのに、「白雲なびく」も「都の西北」もうっすら覚えてしまった。青空の下で大きな声を出すスポーツ観戦は、なんとなく健康にも良い気がする。
お前らもなんか観戦することをお勧めする。精神を加速させろ。以上。