静嘉堂文庫の国宝・重文展

終わりが近かったので行ってみた。
国宝は言わずと知れた曜変天目のほか、馬遠の『風雨山水図』と、元代の書(趙子昂『与中峰明本尺牘』)。 趙子昂は「趙」姓から分かるように南宋の皇族らしい。
その他、未来の国宝候補として、伝周文の『四季山水図屏風』、式部輝忠の『四季山水図屏風』(いずれも重文)。また、本阿弥光悦作と伝わる『秋草蒔絵謡本箪笥』(重要美術品)も鑑賞。やっぱリンパはオシャレね。
こう見ると中国のものが多いが、静嘉堂文庫は岩崎弥太郎の息子、弥之助とその子の小弥太が集めた東洋美術のコレクションなのだ。
なお、「重要美術品」とは、戦前の法制度における重文に当たるものらしい。戦後に文化財保護法が施行されると多くが重文に繰上げされたが、繰上げされなかったものは、附則により今でも旧法の保護を受けているらしい。ふーん。
ラムセス大王展

こちらも会期終了間際につき行ってみた。入場料が高かった。
予習なしで行ったが、解説が充実しており楽しめた。ラムセス2世は新王国時代、前13世紀に、エジプトを70年近く統治した。アクエンアテンの1世紀くらい後の人。『出エジプト記』に出てくるあのガンコなファラオは、一説によるとラムセス大王らしい。
大王は長い治世に多くの神殿を建築し、建築王とも呼ばれた。その代表例がヌビア(今のスーダンとの国境のあたり)のアブ・シンベル神殿である。いつか行ってみてえけど治安とか大丈夫なんですかね。
大王の有名な事績は、伸張してきたヒッタイト軍をカデシュの戦いで破り、世界初の講和条約を結んだことであるといわれる。大王は国内の至る所にこの輝かしい勝利を書き残した。
そのほか本邦初公開のネコのミイラなども展示あり。1月4日までやってるのでお前らも行け。
美術検定2級とってみた

とりました。試験前の2か月くらいでテキストを読んで問題集をひとさらいした。まあ世界史や仏像はそれなりに予備知識あったからな。
一部の美術館がちょっとだけ安くなるらしい。もっともこの特典は2級である必要はないが。