ここは定期的に展示替えがあるっぽいすね。何年か前に来たときと変わっている気がする。


12世紀の金剛力士像。もと滋賀・蓮台寺にあったもの。頭身が低く、顔のパーツが集まっていて幼く見える。手も短い。鎌倉以降の像と比べるとやや迫力に欠けるな。
ただ、顔の形は、興福寺の十二神将の板絵(定朝作?)なんかと似てる気がする。この時代の規格があったのかな。

菩薩立像。10〜11世紀の作品。一木造(多分)だが顔は穏やかめ。和様の発展過程という感じ。

不動明王(重文)。10世紀。東博に行ったら後ろから見てみるとよいぞ。

もと浄瑠璃寺の広目天(国宝)。12世紀。截金や彩色がよく残っていて美しい。

10世紀、中国の像。

13世紀末、太子像。

13世紀、大威徳明王。天台僧の恵亮が惟仁親王(のちの清和天皇)に贈ったとの伝承あり。(時代合わないけど。)

12〜13世紀、蔵王権現。右脚短くないすか。

日光菩薩(重文)。8世紀の木心乾漆像。
指のあたりなどから内部のつくりがうかがわれる。

12世紀、毘沙門天。塔を持ってる。四天王セットでいると多聞天と呼ばれる。

雲中供養菩薩像(重文)。1053年作、平等院の壁面に置かれたもの。定朝作の可能性あり。定朝は作品あんま残ってないから貴重だよな。

武装神坐像(重文)。11世紀。天王像と似ている。

如来立像(重文)。7世紀、法隆寺献納宝物の一つ。クスノキの一木造り。


和歌山出土、7世紀の小金銅仏。
しかしさあ、日本の仏像って、博物館でも寺でも、けっこう無防備に置いてあるよな。観る側としちゃありがたいんだけど、環境活動家にスープかけられたら終わりだぜ。まあ、全部ケースに入れるとなるとコストが馬鹿にならんし、仕方ないのかなあ*1。
なお、ここに載せた写真のガラスの反射なんかに、眼鏡でくたびれた背格好のもやし男が写り込んでいたら、おれにこっそり教えてくれ。いいね?
*1:まあ、あの環境活動家という連中も、修復不可能にしたという話はあまり聞かないし、ある程度手心を入れてやってんじゃないかという気はするけどね。