あかりの日記

おっ あっ 生きてえなあ

東博本館常設展の仏像・2025秋

 

ここは定期的に展示替えがあるっぽいすね。何年か前に来たときと変わっている気がする。

f:id:akariakaza:20250925085310j:image
f:id:akariakaza:20250925085355j:image

12世紀の金剛力士像。もと滋賀・蓮台寺にあったもの。頭身が低く、顔のパーツが集まっていて幼く見える。手も短い。鎌倉以降の像と比べるとやや迫力に欠けるな。

ただ、顔の形は、興福寺十二神将の板絵(定朝作?)なんかと似てる気がする。この時代の規格があったのかな。


f:id:akariakaza:20250925085351j:image

菩薩立像。10〜11世紀の作品。一木造(多分)だが顔は穏やかめ。和様の発展過程という感じ。


f:id:akariakaza:20250925085248j:image

不動明王(重文)。10世紀。東博に行ったら後ろから見てみるとよいぞ。


f:id:akariakaza:20250925085252j:image

もと浄瑠璃寺広目天(国宝)。12世紀。截金や彩色がよく残っていて美しい。
f:id:akariakaza:20250925085323j:image


f:id:akariakaza:20250925175821j:image

10世紀、中国の像。


f:id:akariakaza:20250925085326j:image

13世紀末、太子像。


f:id:akariakaza:20250925085320j:image

13世紀、大威徳明王。天台僧の恵亮が惟仁親王(のちの清和天皇)に贈ったとの伝承あり。(時代合わないけど。)


f:id:akariakaza:20250925175838j:image

12〜13世紀、蔵王権現。右脚短くないすか。


f:id:akariakaza:20250925085316j:image

日光菩薩(重文)。8世紀の木心乾漆像。f:id:akariakaza:20250925180153j:image

指のあたりなどから内部のつくりがうかがわれる。


f:id:akariakaza:20250925175935j:image

12世紀、毘沙門天。塔を持ってる。四天王セットでいると多聞天と呼ばれる。


f:id:akariakaza:20250925175949j:image

雲中供養菩薩像(重文)。1053年作、平等院の壁面に置かれたもの。定朝作の可能性あり。定朝は作品あんま残ってないから貴重だよな。


f:id:akariakaza:20250925180001j:image

武装神坐像(重文)。11世紀。天王像と似ている。


f:id:akariakaza:20250925085345j:image

如来立像(重文)。7世紀、法隆寺献納宝物の一つ。クスノキの一木造り。


f:id:akariakaza:20250925085305j:image

薬師寺聖観音のレプリカ。


f:id:akariakaza:20250925180420j:image

和歌山出土、7世紀の小金銅仏。

 

しかしさあ、日本の仏像って、博物館でも寺でも、けっこう無防備に置いてあるよな。観る側としちゃありがたいんだけど、環境活動家にスープかけられたら終わりだぜ。まあ、全部ケースに入れるとなるとコストが馬鹿にならんし、仕方ないのかなあ*1

 

なお、ここに載せた写真のガラスの反射なんかに、眼鏡でくたびれた背格好のもやし男が写り込んでいたら、おれにこっそり教えてくれ。いいね?

 

*1:まあ、あの環境活動家という連中も、修復不可能にしたという話はあまり聞かないし、ある程度手心を入れてやってんじゃないかという気はするけどね。