あかりの日記

おっ あっ 生きてえなあ

オーストラリアに行ってきた話③

4日目 ブルーマウンテンズへ

市中心のセントラル駅から列車に揺られること2時間、カトゥーンバへ。ここには、シドニーの誇る世界遺産、ブルーマウンテンズ国立公園があるのだ。

地層が剥き出しになり、聳り立つ岩肌。3つ並んだ奇岩、スリーシスターズが一際目を引く。それをいろんなところから眺めるというスポットである。どうもね、ユーカリから揮発した成分の反射で、岩肌が青く映るからブルーマウンテンと呼ばれているようなのだが、おれはそれを見ることはできなかった。

だが絶景は拝めたのだ。まずは、岩山の頂上のほうにあるシーニックワールドというテーマパーク?(入場料66ドル!)に行き、急降下するトロッコに乗って谷底へ。ちょっとしたジェットコースターみたいで怖かった。

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そこで自然を眺めつつ遊歩道を歩く。

その後、一旦上に戻り、ロープウェイで、スリーシスターズを眺められる見晴台、エコーポイントに行く。たいへんフォトジェニックな場所で、中国、インド、日本といった観光客で埋め尽くされていた。

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ここまでは良かったのだが・・・エコーポイントからスリーシスターズへと、歩いて行ける遊歩道があった。そして、その道が、スリーシスターズの岩肌沿いに、下へ、下へと続いているのだ。これは、どこまで続いているのだろう?案内などが特に書いておらず、ひたすら道が続いている。とりあえず降りてみることにした。人が、いない。不穏な空気を感じながら、ずんずん降りていくと、なんと谷の底まで降りてしまった。できれば、同じ道を登りたくはない。森の方に道がつながっており、シーニックワールドの遊歩道のトロッコの乗り場に戻れるのではないかと、一瞬思った。しかし、谷底には地図と、トロッコの終電(?)の時間の記載があり、先ほど歩いた遊歩道に一応つながってはいるが極めて遠く、ここから歩いて向かってもおそらく終電には間に合わない、ということが分かった。おりしも、おれ達と同じことを考えたとおぼしきインド人(?)の親子が、森の方から「こりゃタイヘンだね」と言って引き返してきて、おもむろに岩山を登り始めた。こうして、インド人のおじちゃん達と励まし合いながら、過酷な岩山登りが始まってしまった。高い金を払ってお気楽な観光をしにきたつもりが、一体何をやっているのだろう。参った参った。

おれ達があまりにへとへとになりながら登っているので、それをみて引き返す人たちもいた(笑)が、なんとかインド人の親子と一緒に登り切った。ブルーマウンテンズに行く人には、エコーポイントからスリーシスターズへの道は途中で引き返すように強くお勧めしたい(笑)。だが、一度降りてみたのは良い経験だったと思う。あるSF作家によれば、人生の99%は無駄なことでできているそうだ。

市内に戻り、晩飯はロックスのレストランのラムステーキ(40ドル)。ほろほろと柔らかく、ソースもコクがあり、たいへん美味であった。どうせ明日は筋肉痛だ。タンパク質をとっておいた方がよかろう。

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5日目 QVBでお買い物

フィッシュマーケットのBoat shedなる店にて、この旅最凶の飯を食った。

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これである。seafood platter(2人前、119ドル!)だ。同行者がユーチューブで見て、どうしても食いたいというもんだから。生牡蠣、プローン、スキャロップ、カニ。この国のシーフードはうまい。スシ文化が流行る*1はずだ。腹を壊すこともなかった。だが、この大皿の本体は、上の魚の揚げ物の下に隠された大量のポテトだったのだ。

市街のQVB(クイーンビクトリアビルディング)でお土産を購入。

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その後は少し街歩きをして、余裕をもって空港に向かった。

昨年の失敗(タイに行ってきた話④ - あかりの日記)を踏まえ、かなり早めに出国審査を終えた。スワンナプームは出国審査を人力でやっていたので、ゲートが非常に混雑していたが、オーストラリアのキングスフォードスミス空港では、荷物預けなども含めて出国までの手続がほとんど自動化されており、機械に必要事項を入力するだけで出国することができた(人間にやってもらったのは記念のスタンプを押してもらうことだけだ。)。これが先進国か。

 

これが先進国か。今回の感想はこれに尽きる。人の思いやり、街並の綺麗さ(清潔さというより景観)、デジタル化や各種システムの合理性、国際性、物価(と賃金!)の高さ。おれは日本が好きだし、もし英語がペラペラになっても、長く生活するとなったら日本でしか生きていけないと思う。壁におしっこするのはやっぱちょっと抵抗があるからな(笑)。それでも、やはり外国を見習ったほうがいい部分は結構あるなあと思うのだ。少なくとも、この国がこの先も発展していくためには、姿勢としては、そういう謙虚さがある程度必要じゃないかなあと思う。そう思うのはおれが筋金入りのケンモメンだからかもしれないが。

 

ああ、しかし、いくらなんでも金を使いすぎたな。明日からどうしようか?参った参った。

 

*1:もっとも、寿司だけではなくて、韓国、中国、インド、タイ、マレーシアなど、アジア系の飯の店はかなり多い。アジア人自体がかなり多いのだ。